理事長あいさつ

りんのまちの皆様へ

一般社団法人麒麟のまち観光局は、この地域が将来にわたって持続可能な社会となるよう、「地域に根差し、地域が稼ぐ仕組みづくり」をテーマとして、観光振興による地域経済の活性化、地方創生の実現を目的に設立いたしました。

私どもは、事業を通じて地域資源の価値を引き出し、圏域が一体となったブランディングを展開するとともに、「麒麟のまち」に来訪したことがない方へ積極的に情報をお届けし、来訪いただいたお客様には「ぜひ、また麒麟のまちを訪れたい」という感動を提供できるよう、取り組んで参りたいと考えております。

当法人の活動が、地域の皆様方の誇りと愛着を醸成する観光地域づくりとなるよう、取り組んでまいりますので、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

麒麟のまちの皆様へ

理事長 宮﨑正彦

~設立趣意~

鳥取県東部と兵庫県北西部は、古くから生活圏・経済圏を共有し、山陰海岸と中国山地に囲まれ、豊かな自然と山海の幸に恵まれたエリアであります。また、この地域は、民俗文化財『りんまい』が伝播しており、文化圏も共有しているエリアでもあります。


生活圏・経済圏・文化圏を一体とするこのエリアにおいて、2015年に鳥取県東部と兵庫県北西部の1市6町の自治体で、圏域全体の活性化と定住を推進する「麒麟のまち創生戦略会議」がスタートしました。

その後、2017年には鳥取県東部・兵庫県北西部地域情報発信拠点「麒麟のまち」が大阪にオープンし、圏域の魅力を多くの方に発信しております。

これまでに、広域観光連携の活動は、鳥取県東部エリアの経済団体、観光協会、自治体で構成する「鳥取・因幡観光ネットワーク協議会」が、観光庁の「日本版DMO候補法人」に登録され、観光情報の発信や、商品・サービスの開発等に取り組んできましたが、昨今の個人観光ニーズの多様化、観光消費動向の変化、訪日外国人観光客の増加などを背景に、鳥取県東部と兵庫県北西部エリアを一つの『観光圏』とし、交通、宿泊、飲食、金融、農林、水産、商工業、地域住民など、あらゆる分野で連携し、地域が一丸となって、麒麟獅子が舞うエリア、「麒麟のまち」の観光地域づくりを牽引する新たな組織の構築が必要となってまいりました。


鳥取県東部・兵庫県北西部地域の観光客受入環境整備や 国内外に対する広告宣伝 並びに観光客誘致を推進するとともに、当該地域の観光関係者と住民の協働のもと、地域の稼ぐ力を引き出し、地域経済の活性化に寄与することを目的として、ここに「一般社団法人麒麟のまち観光局」の設立を宣言いたします。

平成30年1月15日
一般社団法人 麒麟のまち観光局

設立発起人一同 代表理事長 宮﨑 正彦