平安時代からの伝統体験「流しびな」
形代(かたしろ)である人形をつくり、それに災いやけがれを移して流すという日本の古い時代の習わし「流しびな行事」を今に伝える、鳥取市用瀬町にある流しびなの館。
またその館は、室町時代の京都金閣寺をモチーフにした大型木造建築で、内部の展示室には、江戸時代をはじめ各時代の雛人形、雛飾り、加茂人形、御所人形など約1,000体を常設展示しています。
平安時代の昔から伝わるひな祭りや、流しびなの歴史を辿る美しい館

旧暦の3月3日、男女一対の紙雛をさん俵にのせ、菱餅や桃の小枝を添えて、災厄を託して千代川に流し、無病息災を願う情緒豊かな民俗行事「流しびな」
この流しびなという風習のルーツは、遠く平安時代にまでさかのぼると言われていますが、時代とともに形を変えながらも、用瀬の流しびなとして受け継がれています。
少女に返る楽しい時間、流しびなの館で、四季の雛ものがたりを食す

昼食「雛ものがたり」は季節ごとに旬の地元食材を使って提供される、趣向を凝らした見た目も美しく可愛らしい御膳です。
少女の日のひな祭りを思い出しながら、心浮き立つお食事をお楽しみください。
・ご利用の2日前までにご予約が必要です。(0858-87-3222)
・2名様から40名様まで承ります。
・旧暦3月3日の流しびな行事当日は、受け入れはできません。
オリジナルの流しびなを作ってみよう!「紙びなづくり・さん俵づくり」

館内ふれあいホールでは、地元の「ときわ流しびなの会」の皆さんの優しいサポートで「紙びなづくり&さん俵づくり」の体験ができます。
自分で作ったお雛様と願い事を書いたお札をさん俵に載せて完成。
古代の風習に思いをはせることのできる貴重な体験です。
スポット概要
スポット名称: | 流しびなの館 |
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お問合せ先: |
一般財団法人 用瀬町ふるさと振興事業団 TEL:0858-87-3222 |
営業時間: | 9:00~17:00 休 館 日:毎週水曜日(祝日の場合は開館)・年末年始 |
公式サイト: | http://nagashibinanoyakata.jp/ |
アクセス
〒689-1211 鳥取県鳥取市用瀬町別府32-1
アクセス方法: | 列車/鳥取駅からJR線で、用瀬駅下車 |
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